エピソード

ディズニーでケンカしないようにしたいですね~でも疲れのピークでキレちゃった

2016/11/24

”夢がかなう場所”東京ディズニーリゾート。

そこに集うゲストはみんないつも幸せそう。

・・・というわけにもいきません。

時々見かけます。

ケンカしているゲスト。

よく見るのは、子どもにキレているお母さん。

「もう、二度と連れてこないからね!」

「ごめんなさい~」号泣する子ども。

見るたびに、見苦しいな、子どもかわいそうに、と思っていました。

でも、そんな私もあるとき、キレました。息子に‥。

 

それは、息子が高校生の頃。

当時息子は、東京ディズニーリゾート旅行歴も10年を超え、どこに何があるか、どれくらい混雜するか、などはほぼ把握できる状態。

そんな旅行の最終日(ディズニー3日目)のこと。

その日は、朝一で起きて、ディズニーホテル宿泊者特典の『ハッピー15エントリー』(開園の15分前に入園できる)でシーへ早く入園する計画でした。

が、息子が、朝は少しゆっくりしたいと言うので、ハッピー15エントリーはやめることに計画を変更しました。

もったいない‥。

まあでも、この前日は早朝からランドのハッピー15エントリーの最前列を狙って開園待ちをしたので、連日はしんどいかも、と思い、家族で話して計画を変更したのです。

前日の様子はこちらの記事で。

【ハッピー15エントリー】ディズニーランドで真冬の最前列狙ってみました

 

そうは言っても息子もあまりのんびりはしたくないらしく、9時過ぎには家族でシーに入園しました。

この日のシーの運営時間は9:00-22:00です。

すでに開園しているので、そこそこ混んでいます。

最初にレイジングのファストパスを取って、インディにスタンバイすることに。

私は、既に出遅れているので今更急ぐ気にはなれず、娘と2人でハーバーからのトランジットスチーマーライン(船)に乗って奥地(ロストリバーデルタ)へ行くことに。

息子と夫は、徒歩の方が早いからと、徒歩で奥地へ。

一足先に着いてレイジングのファストパスを発券。

一方、私と娘はのんびり船で到着。

船を降りて、道すがらビデオを撮りながらのんびりインディへ。

インディ前で待っていた息子と夫と合流。

すると、息子がいら立った様子で私に、

「もーう!遅い!どんどん人が来てるよ!俺らが着いたときはインディ5分待ちやったのに、もう30分待ちになったやん!なんでのんびり船で来るの?」

・・・プチッ。(私の中で何かが切れました。)

「はあ?!ゆっくり来たいって言ったのは自分でしょ!自分が早く出てれば、インディも早く乗れたのよ!自分がゆっくり来たいって言ったくせに、今更、私に遅いとか言う?!」と私。

(あーあ、やっちゃったよ。よく見る見苦しい母親といっしょだね。)(私の心の声)

続けて私、

「もう知らん!こっちはあなたがしんどいって言うからゆっくり入園にしたのに!勝手にすれば!」

めっちゃムカつく~!

もう知らん。

1人でずんずん歩く私。

追いかけてくる息子。

「お母さん!ごめん!」

無視してずんずん歩く私。

「お母さ~ん!ごめん~!」

ずっと追いかけてくる息子。

もう腹立つ!このまま退園して、1人で東京観光しよう。

荷物は羽田に送ってるし、帰りの飛行機のチケットはそれぞれが持ってるから大丈夫だろう。

こんな奴といっしょに楽しめるかー!

もう知らん!

私の頭は完全に沸騰状態。

1人でゆっくり東京観光しようと思って、退園するためずんずん歩きました。

息子はずっと追いかけてきます。

ずっと、お母さんごめんと言いつづけています。

アラビアンコーストまで来たでしょうか。

息子がまだ追いかけてくるので、うざくなり、振り返ると、息子は泣きそうな顔。

振り返った私に息子が

「ごめん!ほんとごめん!お母さんの言う通りやった。俺がゆっくり行きたいっていったから、混んでくるのはわかりきったことやった。ほんとにごめん!」

まだなんかモヤモヤするけど。

わかったならいいか、と戻ることに。

息子は私の顔色をうかがいつつ、2人でインディ前で待つ夫と娘のところへ。

この間7~8分でしょうか。

 

インディ前に戻ると夫と娘が心配そうに待っていました。

家族に漂う微妙な空気。

夫「大丈夫?」

息子「大丈夫。俺が悪かったから。」

私無言。

娘空気を察してか、黙ってる。

そんな微妙な空気を漂わせながらインディのスタンバイへ。

インディを終える頃には、次のファストパスが取れる時刻になっていたので、インディのファストパスを発券。

この頃子どもたちはインディにハマっていたので、何度も乗ります。

そして、レイジングへ。

朝一で取ったファストパスを利用します。

この頃にはだいぶん微妙な空気も解消。

ーそして、旅行最終日を楽しく過ごしました。

当時のビデオを見ると、微妙な空気感も写っています。(汗)

今考えるとキレるほどのことでもないのですが、あのときは疲れもピークだったんでしょうね。

 

東京ディズニーリゾートは”夢がかなう場所”。

ケンカしないようにしたいですね。(汗)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

では、よい旅を!